韓国を代表する国民的女優コ・ヒョンジョンは、1995年に韓国財閥「新世界グループ」の御曹司と結婚し、華やかな家庭に入りながらも、2003年に離婚。1男1女をもうけたものの、子供たちの養育権は元夫に渡り、母子が離れて過ごす苦しい時間が続くこととなりました。
2005年、女優として見事に復帰した彼女は、その後も主演を重ねながらSNSやYouTubeで自己表現を再開し、現在は心境の変化を率直に語る存在感ある女性となりました。
本記事では、コ・ヒョンジョンの過去の結婚から離婚、子供との関係、再婚や恋愛の可能性まで、彼女自身の言葉や最新情報をもとに深掘りします。
- コ・ヒョンジョンの結婚・離婚と子供との関係
- 再婚や恋愛に対する本人の率直な考え
- YouTube開設に込めた母としての想い
1. コ・ヒョンジョンと元夫チョン・ヨンジンの結婚と離婚
香港メディアも注目した韓国・新世界副会長の「滅共」騒動
— 朝鮮日報日本語版 (@chosunonline) January 10, 2022
香港を代表する新聞「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」が、韓国の小売業大手・新世界グループの鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)副会長のインスタグラム投稿に端を発した「滅共….https://t.co/e3xRf7Dw3d pic.twitter.com/h2PmFPA5P2
コ・ヒョンジョンさんとチョン・ヨンジン氏、まさに「ドラマのような」出会いと別れを経験されたんですよね。
1995年の結婚は突然で、芸能界を辞めるほどの決断でした。
2003年には離婚を迎え、子供たちの親権は元夫側に渡っています。
– 1995年、財閥御曹司との電撃結婚と芸能界引退
コ・ヒョンジョンさんは1995年、韓国を代表する財閥「新世界グループ」の御曹司チョン・ヨンジン氏と結婚されました。俳優として絶頂期に、その電撃的な結婚に世間は大きな衝撃を受けました。
その後すぐに芸能界を引退し、日本・東京の日本橋で新婚生活を始められたそうです。
東京では知り合いも少なく、買い物も食事も「ひとり」で過ごされる時間が多かったと語られ、結婚生活にも孤独と困難が伴ったようですね 。
– 2003年、離婚と子どもの親権問題
結婚から約8年後の2003年11月、二人は離婚されました。離婚協議は裁判調停で行われ、正式に別れに至ります。
離婚時には慰謝料として約15億ウォン(約1.2億円)を受け取られた一方で、子ども二人の親権は元夫であるチョン氏に完全に渡ったとのことです。韓国では非常に珍しいケースだったと報じられています 。
- 結婚:1995年、新世界グループ御曹司と結婚、芸能界を引退
- 離婚:2003年、裁判調停により離婚
- 親権:二人とも元夫側が親権を獲得
- 慰謝料:約15億ウォンを受け取る
コ・ヒョンジョンさん自身も、子供たちがまだ小さかった頃に別れたことに対して深い悲しみを感じており、その経験を何度も語ってきました。番組などでも「母として会えない寂しさ」を率直に告白されています。
2. 子供たちとの関係と現在の心情
女優 #コ・ヒョンジョン、ニューヨークから帰国…疲労の中でも美貌はそのまま
— Korepoコレポ (@Kkorepo) April 21, 2025
🔗https://t.co/ZXx96DqHQZ pic.twitter.com/A79w9Jcpc8
コ・ヒョンジョンさんが抱える母親としての葛藤と、子供たちへの深い想いが胸に迫ります。
親としての役割を果たせなかった悔しさと、それでも前を向こうとする強さを伝えたいと思います。
ここでは、親権を手放した背景と、テレビ番組での心の声を通じて、その心情を丁寧に描き出します。
– 親権を元夫に譲った背景と「会わない誓約」報道
2003年の離婚時、コ・ヒョンジョンさんは子供たちの親権を元夫側に譲る選択をされました。韓国社会でも非常に珍しいケースです。
離婚協議の結果、二人のお子さんは全て元夫側が引き取り、「成人するまで会わない」誓約があったとも報道されています。
この決断の背景には、財閥という巨大な家族構造と、当時の社会的圧力があったとされ、芸能界からの引退以上に、母としての苦しい選択だったと言えるでしょう。
- 2003年11月に協議離婚成立
- 親権は長男・長女ともに元夫側へ
- 「成人するまで会わない」という誓約書の存在も報道
- 財閥家特有の社会構造と家庭内圧力も影響
– 『ユ・クイズ ON THE BLOCK』で語られた「母としての悲しみ」
tvNのトーク番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演した際、コ・ヒョンジョンさんは子供たちとの関係について涙ながらに語られました。
「親しくないという感情がこんなに悲しいとは知らなかった」と初めて公に明かし、母親としての切ない胸の内を吐露されています。
- 多くの視聴者から「子どもと会っているのか」と問い合わせがあった
- 「母親という存在はそばにいられればいい」との想いを静かに語る
- 「親しくない寂しさ」が胸の奥から湧き出る悲しさと悔しさとの葛藤
- SNS活動についても「子どもたちの負担にならないように」「母として頑張っている姿を届けたい」と涙ながらに語る
さらに「SNSを通じて子供たちと結びつけて考えられることに心配もあるが、子どもに負担をかけたくない。お母さんは元気に、しっかり生きている姿を見てほしい」と強く願う気持ちを語りました。
3. 女優としての再出発:離婚後の復帰と現在の活動
このビジュアルとセンスで53歳🌹
— Kitto (編集局) (@Kittotoday) January 15, 2025
善徳女王の主人公でお馴染みのコ・ヒョンジョン。
去年開設した公式インスタグラムに投稿される日常写真が、50代には見えないセンスとビジュアルで連日話題になってます。
53歳には見えない、美しいコ・ヒョンジョンをどうぞ💁🏻♀️
📷 atti.present
👩🏻💻 MJ… pic.twitter.com/ahwwD9XPdc
離婚後、コ・ヒョンジョンさんは再び演技の世界へと戻りました。
その復帰作と、その後の活躍が彼女の人生にどんな光を取り戻したのかを、温かい語り口で紹介します。
女優としての再挑戦と成長の物語をご一緒に掘り下げていきましょう。
– 『春の日』(2005)での復帰とその後の活躍
2005年、コ・ヒョンジョンさんは離婚後10年ぶりにドラマ『春の日』で女優としてカムバックされました。視聴率は最高で31%を超える大ヒットとなり、日本でも注目を集めました。出演後、日本からもラブコールが届いたほどの人気ぶりです。]
- 2005年ドラマ『春の日』で10年ぶりに復帰
- 視聴率31%超えの大ヒット作品に
- 日本のテレビ局から人気を集める
- SBS演技大賞最高人気賞を受賞
- 34歳で20代前半の役に挑戦し成功
当時34歳でありながら20代前半の役を演じきり、女優としての演技力と存在感を改めて証明されたのです。復帰作ながらSBS演技大賞の最高人気賞にも輝いています。
彼女は自身について、「ただ生きなきゃ、それだけだった」「必死にやってきた」と語り、生きる意志と覚悟を胸に再起を果たしたことを明かしています。
若手スターとの共演の中、見事なバランスを保ちながらも唯一無二の魅力を放ち、その後の代表作への道筋を築きました。
– 『善徳女王』での最強キャラ確立と『ナミブ』出演まで
その後、コ・ヒョンジョンさんは時代劇『善徳女王』で悪役ながら強烈な個性と存在感を見せたミシル役で多くの視聴者を魅了しました。
撮影現場では監督との緊張感あふれるやり取りもあったものの、それが“戦友愛”のような信頼感に変わり、困難なシーンも乗り越えていったと笑顔で語っています。
そして最新作となるドラマ『ナミブ ―砂漠と海の夢―』では、スターを育成してきた敏腕プロデューサー役に挑戦。50歳を過ぎても圧倒的な存在感と演技力で新たなファン層を魅了しています。
4. 新たな恋愛・再婚の噂はあるのか?本人の恋愛観とは
54歳コ・ヒョンジョン、20代に劣らぬ美しさ…上品な魅力
— エンタメ コリア (@EntameKorea) June 25, 2025
コ・ヒョンジョンは23日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「テンテックのイベント出席。RALPH LAUREN、Tiffanyとともに」とつづり、写真を数枚掲載した。#コ・ヒョンジョンhttps://t.co/StSy62Uwsg pic.twitter.com/e5sDxe02PS
コ・ヒョンジョンさんが「再婚」や「恋愛」に関してどんなお気持ちをお持ちなのか、気になりますよね。
ここでは、年下俳優との熱愛噂や、本人の言葉から読み取る恋愛観と結婚に対する姿勢についてお伝えします。
彼女の率直な言葉を通じて、今の心境に寄り添ってみましょう。
– 「年下キラー」説や俳優との熱愛噂に対する本人のコメント
コ・ヒョンジョンさんは過去に若手俳優との交際噂が出たり、「年下キラー」と呼ばれたりしていましたが、ご本人はこれを軽やかに否定されています。
一度、「年下男性俳優と付き合う」という噂について、「そんなのばかばかしい」と笑いながら否定されました。
またファンから届く手紙の中には「結婚してください」といったプロポーズもあると話し、その中には「マラソンで金メダルを取った」と主張して贈られたものまであったとか。
こうした経験を振り返りつつ、「誤解だけど、笑い話。でも見方によっては面白い」とユーモアをもって語っていました。
– 恋愛と結婚に対する現在の価値観と意向
コ・ヒョンジョンさんは過去の結婚について、「若すぎた」「恋愛にのめり込んだ」と振り返り、その深い後悔とも感謝とも言える感情を語っています。
「恋をして20代を全部染めた」「恋は深く、頻繁に来るものではない」と、当時の愛の力に心を震わせた様子を明かしています。
現在は再婚について明確に語っていませんが、インタビューでは「契約や約束には慎重」「自分を大切に、相手にも配慮」という言葉を繰り返し、恋愛や再婚に対しては慎重であることが伝わってきます。
5. 子供の存在が再婚に影響?YouTube開設のきっかけ
54歳コ・ヒョンジョン、超アップのショットも恥ずかしくない美しさ
— エンタメ コリア (@EntameKorea) June 24, 2025
女優コ・ヒョンジョン(1971年3月2日生まれ)が近況を明かした。
コ・ヒョンジョンは22日、ソーシャルメディアに「ある日々」と書き込んで数枚の写真をアップロードした。#コ・ヒョンジョンhttps://t.co/7Gpa7QCW1n pic.twitter.com/KeZbTF14Vw
コ・ヒョンジョンさんがYouTubeを始めた背景には、子供たちとの微妙な関係性があると報じられています。
母としての思い、そして自分を取り戻すスタートとしてYouTubeは大きな意味を持っているようです。
ここでは、開設のきっかけとチャンネルでの発信スタイルを丁寧にご紹介します。
– 「子供たちから出てほしい」との連絡が開設動機に
YouTube開設後、最初の投稿で彼女はこう語っています。「悩んでいた時に連絡が来た。とても驚いた。良かったよ、あのようなコンテンツに頻繁に出てほしい」と。
この「連絡」の送り主について、火種は「子供たちでは?」というネットの予測がきっかけでした。
実際には本人が誰かを明言していませんが、観た人からの温かい反応が、母と子をつなぐ一歩になった可能性が大きく報じられています。
– SNSやYouTubeで「母としてのあり方」をどう見せているか
YouTubeやSNSで見えるのは、華やかな女優姿ではなく、等身大の“コ・ヒョンジョン”です。
動画では料理や健康の話、昔の自分を振り返る心境など、時には涙ながらに、時には少し笑いも交えて、静かに語っています。
「母としての姿を見てほしい」「会えなくても、元気で生きている姿を届けたい」という想いが滲んでいて、視聴者からは「安心した」「応援したい」といった声が多く寄せられています。
まとめ:コ・ヒョンジョンの再婚は本当にあるのか?今後の可能性
これまでの人生で、華やかさと波乱を同時に体験してきたコ・ヒョンジョンさん。
1995年の財閥婚、2003年の離婚、そして離れて暮らす子供たちとの関係まで、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
しかし彼女は、その痛みと向き合いながらも、女優としての自分を取り戻し、母としての姿をSNSやYouTubeで発信するという新しいステージに立っています。
では、再婚の可能性はあるのでしょうか?
これについては、本人が「再婚はしたくない。でも、未来のことはわからない」と過去に語っており、明確な否定も肯定もしない姿勢を見せています。
また、恋愛に関しても「楽しかった」と振り返りつつも、「慎重に考える」と語るなど、一度大きな経験をしたからこその“冷静さ”も伺えます。
- 現在は独身を楽しみながらも、自分の人生をしっかりと歩んでいる
- 恋愛や再婚に対する可能性は“ゼロではない”が、焦ってはいない
- 子供たちとの再接触をきっかけに、感情の変化もあり得る
- 人生の“後半戦”を自分らしく生きることを最優先している
最終的に、再婚するかどうかは「タイミング」と「気持ち」次第。
ファンとしては、彼女が幸せを感じられる道を選び、その姿をこれからも見守っていきたいですね。
- コ・ヒョンジョンは1995年に財閥御曹司と結婚し芸能界を引退
- 2003年に離婚し、子供2人の親権は元夫が持つ
- 復帰作『春の日』で人気を再燃させ演技派女優として再評価
- 『善徳女王』では悪女ミシル役で絶大な支持を獲得
- YouTube開設の裏に子供たちからの連絡があったとの推測
- SNSを通じて母としての姿や心境を率直に発信
- 恋愛は「深いもの」と語り、再婚については慎重な姿勢
- 今後も母として女優としての生き様に注目が集まる