テントを買った時に付属のペグがついていますが、買い替えた方がいいのかなって思いませんか?

付属ペグが全く使えないというわけではありません!
ですが、使いやすさや安全面を考慮した際に、付属ペグではなく別でペグを用意した方がいいかなと個人的に思っています。
そこで、今回は、初心者の方にもおすすめのペグの選び方についてご紹介していきます。
この記事を読めば、どのようなペグを買えばいいのか迷っている初心者の方や、おすすめのペグを知りたいという方は参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
ペグの役割って何?

ペグはキャンプの時には全く目立たないし、あまり存在を気にする方もいないですよね?
しかし、ペグは縁の下の力持ちと言っても過言ではない重要なキャンプギアとなっています。
そこで、まずペグにはどういった役割があるのか基本的なところを説明していきたいと思います。
まずペグとは、テントやタープを固定するための杭のことです。
もしもペグがなかったとしたらどうなるかというと、
- タープは設営できない
- テントの種類によっては設営できない
タープ・テントの設営が出来ませんのでキャンプ自体を中止しなくてはいけなくなります。
例えば、ワンポールテントは完全にペグダウンして立つテントですのでペグなしでは設営出来ません。
また、使用しているペグが適切ではなかったら、
- 風でタープやテントが飛ばされる
- ペグが抜けて飛んでいってしまう
など、とても危険な状態となります。
もしペクが抜けて飛んでいって人に当たってしまったら大けがにつながりますし、車のフロントガラスやボディにあたるなどしたら傷が付きますので大きな事故となります。
そのため、ペグダウンをするときは、
- 適切なペグで
- 適切な場所に
ペグダウンをする必要があります。
それぐらいペグは重要になってくるので、ペグの選び方もしっかりする必要があります。
ペグの種類や特徴は?

ペグの種類はたくさんあります。
どれを選んで良いか迷ってしまうので、今回紹介していくものは初心者向けに2種類ご紹介していきます。
ここでは、ピンペグと鍛造(たんぞう)ペグの特徴などをまとめてみました。
項目 | ピンペグ | 鍛造ペグ |
---|---|---|
特徴 | 鉄の棒の端を丸やV状に曲げた形状 テントの付属品に多い | 鍛造という加工で製造されている |
メリット | 安価 軽い | 強度が高い 固い地面でも刺さりやすい 長く使える |
デメリット | 強度が低い 固い地面には刺さりにくい | 高価 重い |
オススメ度 | ○ | ◎ |
ペグには、ピンペグと鍛造ペグの2種類があります。
この2種類のどちらかを選ぶとしたら、断然鍛造ペグをおすすめします!

私の実体験ですが、地面に石があるけど、大丈夫だろうと思ってピンペグでペグダウンをしたら、石には勝てず曲がってしまいました。
それからは教訓を生かして鍛造ペグを使っています。
鍛造ペグは固い地面や石が邪魔しても打ち付けることが出来て快適にペグダウンができます。
おすすめは、鍛造ペグですが、使い方によってはピンペグでも問題なくペグダウンが出来ますよ!
ただどちらのペグにもメリットやデメリットがあるので、キャンプ場の状態に合わせたり状況によって使い分けるようにするのが良いかもしれませんね。
ペグを選ぶときの注意点!

実はペグを選ぶ上で1つ気にしないといけないことがあります。
それは、ペグの長さです。
特に、鍛造ペグには、20~50cmとバリエーションがあります。
ですので、ここでは鍛造ペグのサイズによる違いをご紹介していきます!
項目 | 20cm | 30cm | 40cm | 50cm |
---|---|---|---|---|
テント | ○ | ○ | ○ | ○ |
タープ | 使用しない方が良い | ○ | ○ | ○ |
地質 | 固い場所 | 固い場所 | 柔らかい場所 | 柔らかい場所 |
風 | 弱い時 | 両方 | 強いとき | 強いとき |
持ち運び | ○ | ○ | △ | △ |
こちらの表を元に初心者におすすめしたいのが、長さ30cmのペグです。
30cmのペグはテントでもタープでもどちらにも使いやすい長さと言えます。
地質が固いところにも使えますし、風も気にしなくて大丈夫です。
さらに持ち運びもしやすいので、かさばるキャンプギアを少しでも減らせます。
このようにオールマイティに使える長さとして、初心者の方には30cmの鍛造ペグをおすすめします!
初心者の方におすすめの鍛造ペグ3選!

ここまで初心者におすすめは鍛造ペグと何回もお伝えしてきました。
では、どこのメーカーのペグが良いか悩みますよね?
そこで、ここでは私がおすすめしたい鍛造ペグのメーカーを3つご紹介していきます。
メーカー | 村の鍛造屋 | Snow Peak | i-WANO |
---|---|---|---|
名称 | ELLISSE鍛造ペグ | ソリッドステーク | 鍛造ペグ |
長さ | 28cm | 30cm | 30cm |
金額 | 2,904円(8本セット) | 2,726円(6本セット) | 3,280円(8本セット) |
1本あたりの金額 | 363円 | 454円 | 410円 |
その他 | 色や種類豊富 | 信頼のブランド | 日本製 |

私が使っているのは、村の鍛造屋さんで購入した黒色の鍛造ペグです。
私は黒を持っていますが、赤や黄色、白などカラーが豊富なので色違いで買ってもおしゃれかもしれませんね!
『村の鍛造屋』、『Snow Peak』、『i-WANO』の3つのメーカーなら初心者さんにおすすめで使いやすいと思います。
村の鍛造屋さんだけ長さが28cmですが、他2つはジャストサイズですし、1本あたりの値段をみても300円~450円程度と購入しやすいかと思います。
また、それぞれに色や種類が豊富、信頼できるブランド、日本製などの特徴があるので、キャンプ用品店などで実物を比べてみるのも良いかもしれませんね。
実店舗以外でもAmazonなどの通販サイトでも購入は出来ますので、上記の表を参考に購入を検討してみてくださいね!
まとめ
初心者が買うべきペグについてご紹介してきました。
- ペグはタープやテントを固定するための杭
- ペグは適切に選び、適切な場所に使う
- 初心者には鍛造ペグがおすすめ
- ペグの長さは30cmがおすすめ
- 村の鍛造屋、Snow Peak、i-WANOの3メーカーが初心者向けに良い
ペグの種類や長さなどに注意すれば、初心者の方でも良いものに出会えると思います。
今回ご紹介したメーカーの他にもたくさんありますが、私が紹介したメーカーは信頼性が高く初心者の方も使いやすいので是非参考にしてみてくださいね!