
今回は簡単に火起こしができるアイテムを紹介します!
このアイテムを使えば空気を送り込むなどの操作は一切不要!
キャンプやバーベキューをより楽しく過ごせるようになりますよ!
小さな子どもを連れてのファミリーキャンプでは、初めはうまくいかないことが多々あります。
テントの設営がうまくいかなかったり、忘れ物が多かったりと様々です。
その中でも意外と手間取るのが火起こしです。
簡単そうに見えて、実際にバーベキューや焚き火をしようとすると、全く火がつかないことも珍しくありません。
しかし、一発で簡単に火を起こせると「パパすごい!」と家族からの評価が急上昇します。
火起こしが難しいと感じる方や、いつも時間がかかってしまう方にぴったりの記事となってます。
この記事を読むことで、簡単な火起こしの方法がわかり、すべてのキャンプでスムーズに火を起こせるようになります。
火起こし方法の紹介!

火起こしの方法やポイント、難易度についてまとめてみました!
火起こしの方法は主に以下の4種類です。
火起こし方法 | 着火時間 | 難易度 |
---|---|---|
新聞紙 | 15~25分 | ★★★ |
着火剤 | 15~25分 | ★★ |
ガストーチ | 10~15分 | ★★ |
火起こし器 | 10~15分 | ★ |
炭に火が起きるまでの時間を比べてみると、ガストーチと火起こし器が最も速く、10~15分くらいです。
見守り時間
では、見守り必要時間はどうでしょうか?
炭の火が安定するまで、どのぐらい火のそばに張り付いてチェックしておく必要があるかを比べてみましょう。
新聞紙と着火剤の場合は、火が安定するまでの時間と同じ時間、炭の前で待機をして、火が消えないかとか、 火の火力を調整するという必要があります。
そして、ガストーチの場合は炭に火を当てている時間ずっとついていないといけません。
しかし、火起こし器だと、見守り必要時間は5分程度で大丈夫です。
なんで火起こし器だと極端に短いかはまた後ほど説明をしていきたいと思います。
難易度
それでは最後に難易度を比べてみましょう。
新聞紙については慣れが必要で、初心者には意外と難しいんですよね。
実際、私も学生の頃は新聞紙からやって苦労をしていました。
着火剤やガストーチは炭をきれいに組めれば、火を起こすことはできます。
でも、不揃いな炭をきれいに組むのもなかなか難しい。
一方、火起こし器については難しいポイントはありません。
誰でも簡単に火を起こせます。
なので、ファミリーキャンプで一番おすすめの方法は火起こし器です。
それでは、難易度星一つの火起こし器について次の章で詳しく紹介します。
火起こし器(チャコールスターター)とは?

簡単に火起こしができるアイテム、それが火起こし器、別名チャコールスターターです。
これを使えば、本当に簡単に火を起こすことができ、失敗することもありません。
では、なぜ失敗しないのでしょうか?
それは煙突効果を利用して燃焼を促進しているからです。
煙突効果とは、煙突の中に熱い空気がある場合、上に向かって下から空気が引っ張られるので、空気の流れができることをいいます。
火起こし器に固形燃料や着火剤を入れて火をつけると、下の丸く穴が開いている部分から空気が取り込まれて、その空気が上に向かって上昇していきます。
つまり火起こし器の中で煙突効果が起きるんです。
だから、手動で空気を送り込まなくても、どんどん空気を取り入れ、炎が大きくなっていくわけです。
炎が大きくなり、高温になるとさらに空気を取り込みどんどん燃えます。
こういった原理を利用しているので、火起こし器を使えば失敗することなく火を起こすことができるんです。
火起こし器(チャコールスターター)のメリット

火起こし器(チャコールスターター)の最大のメリットは放置してるだけで火が起こせることです!
最初に火起こし器の中に炭を入れて、固形燃料に火をつけるだけで、あとは何もしていないで大丈夫!
実際、私は火起こし器の前に座りながら、子どもと遊んだり、お菓子を食べたり、ジュースを飲んだりしているだけです。
つまり、火起こし器に対して直接空気を送り込むなどの操作は一切しません。
固形燃料に火をつけて放置するだけでいいんです。
炭に火を起こしている間に食材の準備をしたり、小さな子どもと一緒に遊んだりする時間を確保することができます。
だから、火起こし器を使った炭への着火はファミリーキャンプに最適と言えます。
火起こし器にはメリットしかないと思いますので、まだ試したことがない方はぜひ購入して実践してみてください。
非常に簡単に着火できるようになりますよ!
火起こし器(チャコールスターター)の使い方
火起こし器(チャコールスターター)を使って効率よく炭を着火する方法を説明します。
必要なもの
- 火起こし器(チャコールスターター)
- 着火剤
- 炭
- マッチまたはライター
手順
- 準備:
- チャコールスターターを平らで安全な場所(バーベキューグリルや焚き火台)に置く。
- チャコールスターターの底部に着火剤を入れる。
- 炭を入れる:
- チャコールスターターの上部に炭を入れる。
- 炭は満杯にするのが一般的だが、チャコールスターターの大きさによって量を調整する。
- 着火する:
- 着火剤に火をつける。
- 底部の通気口から火をつけると効果的。
- 着火剤を使う場合も、通気口から火をつける。
- 放置する:
- 炭が赤くなり、炎が出るまで待つ(10~15分)。
- チャコールスターターの側面や上部が非常に熱くなるので、火傷に注意。
- 炭を移す:
- 炭に十分に火がついたら、耐熱手袋を使ってチャコールスターターを持ち、炭をグリルまたは火床に移す。
うちわであおいだり、空気を送り込む必要がないので、本当に楽ちんです!
火起こしについてマスターしたら、今度は火消しについてもマスターしましょう!
次の項目では火消しグッズを紹介します!
火消しもマスターしよう!

続いてはちょっと見落としがちな火の消し方について説明します。
火を消すときに使うキャンプギアとは一体何か?
実はこれも火起こし器です。
簡単に火を起こすのに便利な火起こし器ですが、実は火を消す時にも役立ちます。
なぜなら火起こし器には火消し壺がセットになってることが多いんです!
炭に水をかければ簡単に火は消えますが、その分灰が舞い上がり、バーベキューコンロや焚き火台が水に濡れて後処理が大変になりますよね?
ですので、時間がないとき以外は水をかける方法はおすすめしません。
火消し壺での消し方
火消し壺を使えば、誰でも簡単に火を消せます。
どうやるかというと、火消し壺の中に燃えてる炭を入れてふたをするだけ。
これで酸素が遮断されます。
蓋を閉めて30分から1時間放置するだけで火が消えます。
本当に簡単に火を消せるので、おすすめです。
火消し壺の原理

私が初めてキャンプをした頃、どうやって火を消すのか分からずに色々と調べました。
そのときは火消し壺という考えがなくて、土鍋を使って火を消していました。
この土鍋の火消しも実は火消し壺と原理は同じ。
火消し壺に炭を入れて蓋を閉めることで、燃焼に必要な酸素が遮断され、炭の火が消えるという仕組みです。
火消し壺のメリット
火消し壺のメリットは簡単なだけではありません。
- 炭の再利用が可能
- 水をかけないのでバーベキューコンロや焚き火台の片付けが楽
火起こし器を買う時は火起こし器兼火消し壺を購入することをおすすめします。
火起こし器と火消し壺の注意点
最後に火消し壺と火起こし器の注意点をお伝えします。
まず、火起こし器についての注意点です。
固形燃料に火をつけて放置しておくだけで火が着火しますが、火起こし中であることを忘れてしまうことがあります。
数分に一回程度、火起こし器の状態を確認することを忘れないでください。
次に、火消し壺についての注意点です。
見た目ではわからなくても、炭を入れた直後は火消し壺自体が非常に高温になっています。
小さな子どもが触れられない場所に置くように注意してください。
触ると火傷する危険があります。
最後に、火起こし器と火消し壺の共通の注意点です。
使用直後は非常に高温になっています。芝生や草地に直接置くと焦げてしまうことがあります。
石の上や焚き火シートの上に置くなどの配慮が必要です。
これらの点に注意して、楽しいバーベキューやキャンプの時間を過ごしましょう。
まとめ
今回紹介した火起こし器(チャコールスターター)は、キャンプやバーベキューをより快適に、そして楽しくするための必須アイテムです。
空気を送り込む手間もなく、簡単に火を起こせるので、初心者から経験者まで誰でも簡単に使いこなせます。
ファミリーキャンプでの火起こしの悩みもこれで解消され、「パパすごい!」と家族からの評価も上がること間違いなしです。
火起こし器を使って、手間をかけずに炭に火をつけ、その間に他の準備を進めることで、より充実したアウトドアライフを楽しみましょう。
また、火消し壺も一緒に使うことで、火の始末も簡単にでき、後片付けも楽になります。
ぜひ、次回のキャンプやバーベキューに火起こし器を取り入れてみてください。
楽しいアウトドア時間を過ごしましょう!