
夏のファミリーキャンプで重要な虫よけ対策!
なんとなく虫よけスプレーをふりかければ良いと思っていませんか?
実は虫のことをよく知らないで対策すると全く意味がないことをしている可能性があります。
夏のキャンプでは蚊やブヨが活発で特に小さい子どもが刺されると痒みに耐えられず大騒ぎなんてこともあるかと思います。
そこで、今回は夏のファミリーキャンプで子供に使える安全な虫よけ対策についてご紹介します。
大人と同じ虫よけを使うことに少し心配といったお父さんやお母さんも結構多いですよね?
この記事を見れば、
- 虫の特徴別の虫除け対策
- 市販品の虫よけ対策
- 虫に刺されてしまった後の対処法
など知ることが出来るので是非最後までご覧下さいね!
夏のファミリーキャンプで出現しやすい蚊とブヨの特徴!

夏キャンプでは、蚊やブヨが多くいます。
この2つの虫はそれぞれ特性が違い、対策をするならしっかりと特徴を知っておくことが本当の虫よけにつながります。
まず、蚊の特性について表にまとめてみますのでご覧ください!
項目 | 詳細 |
---|---|
体長 | 15mm以下 |
吸血する蚊 | メス |
蚊にさされたときの症状 | 腫れとかゆみ |
蚊の活動時期 | 気温15℃以上で活動、26℃~31℃が活発、31℃以上は停滞 |
蚊の発生場所 | 水辺、草むら、樹木など |
蚊に刺されやすい人の特徴 | 体温が高い 汗かき 運動した直後 二酸化炭素濃度が高くなった時に刺されやすい |
蚊の苦手なもの | ハッカの匂い とんぼが天敵 |
つづいては、ブヨの特性です。
項目 | 詳細 |
---|---|
体長 | 3~5mm |
吸血するブヨ | メスが皮膚を噛みちぎり吸血し毒素を注入 |
ブヨにさされたときの症状 | 激しい腫れ 激しいかゆみ 激しい痛み まれに発熱 |
ブヨの活動時期 | 基本的には1年中活動 その中でも3月から9月が活発な時期 朝と夕方はとても活発な活動をする 天気は関係なく曇りや雨でも活発に行動 |
ブヨの発生場所 | 水辺や山中など |
ブヨに刺されやすい人の特徴 | 暗い色の服を着た人 |
ブヨの苦手なもの | ハッカの匂い とんぼが天敵 |
蚊とブヨの特徴についてお話ししてきました。
意外にも苦手なものや天敵など共通点が同じなので対策もしやすそうでうね。
夏のファミリーキャンプで出現しやすい蚊とブヨの虫よけ対策!

蚊やブヨの特性が分かったところで、ここでは特徴を生かした虫除け対策を5つご紹介していきます。
対策1:洋服の色は明るめに!
まず、1つ目は、洋服の色を明るめのものにしてみましょう。
蚊は体温の高い場所に集まりやすいです。
黒や紺など暗めの色は太陽の光を吸収しやすく熱がこもりやすいので避けましょう。
また、ブヨも暗めの服を着ている人に近づきやすいと言われているので、刺されやすくなります。
ですので、洋服は黒などを避けて出来るだけ、明るめの服を着る方が良いでしょう。
ただし、あくまで刺されにくくなる可能性が高いといった程度なので、他の対策と合わせて実施するようにしてみてくださいね!
対策2:ハッカスプレーを使う
2つ目の対策は、ハッカスプレーを使ってみましょう。
蚊とブヨはハッカの匂いがとても苦手なので、ハッカスプレーは虫よけに効果があるのではないかと思います。

我が家でもハッカスプレーを使っていますが、私の実感としては効果ありだと思います。
市販のものも効きますが、ハッカスプレーでも、私はあまり刺されませんでした。
ハッカスプレーを使う時には、効果持続時間が短いので、1時間に1回程度はスプレーするようにしてください。
もちろん、小さなお子さんにも使うことができます。
添加物が少ないので肌にも優しいですし安全安心ですが、原液は刺激が強いので取り扱う際は注意してください。

我が家のハッカスプレーは、ボトルに水を入れて数滴ハッカを垂らすだけの簡単なものです。
私は水だけですが、無水エタノールなどを使う作り方もあるようなので作り方は調べてみてくださいね!
対策3:トンボの模型をぶら下げる

3つ目の対策はトンボの模型をつかうことです。
蚊とブヨの天敵はトンボです!
実は、今とても話題になっている『オニヤンマくん』という商品があるんです!
見た目は本物のオニヤンマそっくりで、ただぶら下げておくだけで虫よけ効果を発揮してくれます。
ただ、この商品すごく人気が高く売り切れが続いているんです。
- Amazon
- 釣り具店
などで販売しているんですが、ずっと入荷未定が続いていて、私も購入できていません。
私は使ったことないので、どの程度の効果があるのか分かりませんが、 小さなお子さんがいても危険性はないので安心して使えるのではないでしょうか?
対策4:市販の虫よけスプレーを使う

4つ目の対策は市販の虫よけスプレーです。
市販の虫よけスプレーは先ほど紹介したハッカスプレーより効果が高いのがメリットです。
ドラッグストアなどで販売されてる虫よけスプレーですが、子供から大人まで一緒に使える虫よけスプレーは、ディートという成分が入っていない虫よけスプレーを購入することをおすすめします。
実はディートの濃度が高いほど虫よけ効果が高いと言われているのですが、子供が使うと刺激が強く良くないと言われています。
ディート入りの虫よけは年齢制限がパッケージ裏などに記載されていることが多いので必ず確認してください。
では、小さな子供向けに使える製品は何か気になりますよね?
小さいお子さんでも使える虫よけは、イカリジンという成分が入っているものです。
イカリジンは、ディートより優しい成分ですので小さい子でも使うことが出来ますが、こちらもパッケージ裏などを確認するようにしてくださいね!
対策5:蚊取り線香を使う

4つ目の対策は蚊取り線香です。
蚊取り線香には色々な種類があるので迷うかもしれませんが、キャンパーの間では『森林香』という蚊取り線香が人気です。
この商品は元々森林の中でお仕事をされる方向けのプロ仕様のもので高い虫よけ効果を発揮してくれます。

我が家は森林香だけでなく、ハチ・アブ用の線香も炊いてます。
キャンプサイトで3~4か所炊くと虫が寄ってきませんよ。

夏のファミリーキャンプで蚊やブヨに刺されてしまったときの対応
どんなに対応していても、虫に刺されてしまうことがあります。
その時の対処法を3つ下記でご紹介していきます。
対応1:ポイズンリムーバー
ブヨなど毒を持つ虫に刺された場合には、ポイズンリムーバーを使いましょう。
このポイズンリムーバーは、刺された患部に当てて吸引し毒を出すというものです。

私が去年ブヨに刺された時にポイズンムーバーで毒素を抜いたら、痛みはある程度は残るんですが、何もしなかった時と比べてだいぶ楽でした。
刺されたら出来るだけ早めに毒素を抜くとより効果的です。
刺されないことが良いですが、もしもの時のために用意しておくと安心ですよ!
対応2:すぐに冷す
虫に刺されてしまったら患部を冷してください。
ブヨの場合には毒素を抜いたあと患部を流水で洗ったあとに冷してください。
蚊の場合も冷すことで痒みがある程度軽減されます。
虫に刺されると、痛みや痒みがでてどうしても患部を触りたくなってしまうのですが悪化したり、治りが悪くなるので、冷して様子をみましょう。
小さい子は痒いと掻きむしったりするので、かゆみ止めパッチやタオルを巻くなど工夫してみてください!
対応3:皮膚科など病院受診
刺されてしまった当日は軽症でも、翌日にとんでもなく腫れたり痛みが続く場合は必ず皮膚科など病院受診をしてください!

私がブヨに刺されたとき、次の日に足首がパンパンに腫れ上がって歩くのもやっとの状態になってしまいました。
すぐに皮膚科に行って薬で治療して治ったのですが、大人でも大変な症状なので、状態がひどい場合には病院を必ず受診するようにしてくださいね!
まとめ
夏のファミリーキャンプで多い蚊やブヨの虫刺されや対策について話してきました。
虫刺され対策は5つ
- 対策1:洋服の色は明るめに!
- 対策2:ハッカスプレーを使う
- 対策3:トンボの模型をぶら下げる
- 対策4:市販の虫よけスプレーを使う
- 対策5:蚊取り線香を使う
虫に刺された時の対応3つ
- 対応1:ポイズンリムーバー
- 対応2:すぐに冷す
- 対応3:皮膚科など病院受診
虫は、夏キャンプではどうしても避けては通れない問題です。
ただ、正しい知識を持てば、対策も対応もしっかりできます!
特に小さなお子さんは虫にも刺されやすいので、お父さんお母さんがしっかり虫よけ対策をして楽しいファミリーキャンプの思い出を作ってくださいね!