キャンプでは、クーラーボックスが重要で適切な性能が必要となります。

どんなに高級で、どんなに保冷性能がいいクーラーボックスを購入したとしても、使い方が間違っていれば全く意味がありません!
あなたが持っているクーラーボックスの性能は、本当に大丈夫でしょうか?
適切な性能を持ったクーラーボックスを使用しないと、最悪食材が腐ってしまうことがあります。
そこで、今回は保冷力の高いクーラーボックスの選び方と使い方についてお伝えしていきます。
この記事を読めば、夏キャンプに最適なクーラーボックスの選び方などが分かりますので最後までご覧下さい!
クーラーボックスで重要視することは何?


皆さんは、何のためにクーラーボックスを購入していますか?
クーラーボックスはキャンプの時に飲み物や食材を冷やすために使うと思います。
家で言ったら冷蔵庫の役割と同じような感じですね!
クーラーボックスで1番重要な性能は保冷力です!
保冷力とは、冷たい状態をどれだけ長い時間維持できるかという性能になります。
暑い夏のキャンプでは、このクーラーボックスの性能で保冷力という性能が最も重要になってきます。
この保冷力が十分でないと、クーラーボックスに入れた氷はすぐに溶けてしまって、最悪食材が腐ってしまうかもしれません。
そうなってしまうと困りますので、クーラーボックスの保冷力についてしっかりと理解をして、最適なクーラーボックスを選んで購入する必要がありますので、下記で選び方などをご紹介していきます。
保冷力重視!クーラーボックスの選び方!

保冷力が一番重要とお伝えしてきましたが、ここでは保冷力重視の選び方をご紹介していきます。
クーラーボックスの保冷力を重視した選び方は、
- 種類
- 材質
- メーカー
上記の3つを要点に選んでみてください。
選び方1:クーラーボックスの種類
クーラーボックスには、ソフトクーラーとハードクーラーの2種類が主にあります。
選ぶときには、ハードクーラーを選ぶようにしましょう!
なぜ、ハードクーラーが良いかというと、ソフトクーラーより保冷力が高く性能も良い商品が多いのです。
ですので、クーラーボックスを選ぶ時は、ハードクーラーの方を選ぶようにしましょう。
選び方2:クーラーボックスの素材
次に、材質は、発泡ウレタンを使用したクーラーボックスを選ぶと良いでしょう。
発泡ウレタンは、保冷性能も良くお値段も安価なものが多く購入しやすいです。
初めて買う方も買いやすいと思います!
選び方3:クーラーボックスのメーカー
最後にメーカーですが、これはキャンプ用品メーカーのクーラーボックスを選ぶようにしましょう。
理由としては、キャンプに特化したメーカーの方が信頼が高いです。
そして、キャンプ用に作られているものが多いので性能も良いものが多いです。

正直な話、ホームセンターで売っているクーラーボックスでも使えることは使えるんですけど、1泊2日とか2泊3日しないといけないキャンプだと、次の日に氷が溶けてしまったりして辛いかなと思います。
クーラーボックスの性能と金額の相関性は?

クーラーボックスには、さまざまな種類や金額がありますよね?
高いものを買えば性能が良いのか、また安ければ性能はあまり良くないのでは?と気になる方もいるのではないでしょうか。
では、実際に我が家が使っているクーラーボックスを元にお伝えしていきます。
ブランド | 金額 | 保冷力 |
---|---|---|
ホームセンター買ったノーブランド | 約3,000円 | 翌日に氷が溶けたり生ぬるい |
LOGOS 氷点下クーラー | 約1万円 | 翌日も冷たさは残る |
コールマン スチールベルトクーラー | 約3万円 | 翌日も冷たく3つの中で最も性能が良い |
我が家が使っているクーラーボックスは3つです。
まずホームセンターで購入したクーラーボックスは、10年ぐらい前に3000円ぐらいで購入したものです。
キャンプ始めた頃に使ってたのですが、9月頃の涼しい時期に1泊2日して翌朝、クーラーボックス開けると、氷が全部溶けて、ちょっと温かくなっていたってことがありました。
その後、長時間使うと同じようなことがあったので、保冷力は低めであるということが言えます。
次に、キャンプメーカーが出しているクーラーボックス2つは、1万円と3万円で買いました。
どちらも保冷性は高いほうで翌日も冷たさが続いていましたが、より良いのはやはり3万円のコールマンのものでした。

使ってみて思うのは、やはり保冷性能と値段の関係はあるかなと思います。
お値段が高ければ高いほど保冷性能も高いようです。
ちなみに我が家では持っていないんですけども、高級ブランドと言われるYETIやORCAなどのクーラーボックスは、5~8万円と非常に高価ですが、保冷性能も抜群にいいと言われているようです。
値段が高い方が良いクーラーボックスということは間違いないのですが、キャンプ用品は他にも揃えるのでお値段がかさみます。
ちょっとそこは手が出せないっていう初心者さんには、1~3万円ぐらいのクーラーボックスのでも保冷性能という面では問題はないと思います。

我が家も本当は、YETIなどがデザインや保冷性能も抜群で欲しかったんですけど、ちょっと5万~8万円は手が出せないので、ロゴスの氷点下クーラーとコールマンのスチールベルトクーラーを購入しました。
クーラーボックスの正しい7つの使い方!

どんなに高級でどんなに保冷性能がいいクーラーボックスを購入したとしても、 使い方が間違っていれば全く意味がありません。
そこで、ここでは、正しいクーラーボックスの使い方を7個ご紹介していきます。
使い方1:使用前に冷やす
使い方の1つ目として、クーラーボックを使用前に冷やすことが重要となります。
クーラーボックス自体が温まると食材や氷がすぐに温まり溶けてしまいますので、使う前に十分にクーラーボックスを冷やしておきましょう。
冷やし方としては、
- エアコンのかかった部屋でクーラーボックス自体の温度を下げる
- クーラーボックスの中に保冷剤を入れて中の温度も下げる
どちらも、使う1~2時間前に実施して温度を下げてあげると良いでしょう。
使い方2:食材は冷やしてから入れる
使い方2つ目は、食材は冷やしてから入れましょう。
冷凍するものはしっかり冷凍、冷蔵するものは冷蔵をするようにします。
しっかり冷えた食材を入れることで保冷力もアップし冷たい時間が持続するでしょう。
使い方3:保冷剤は1番上に置く
使い方3つ目は、保冷剤を1番上に置きましょう。
冷たい空気は上から下に下がっていくという流れがあるので、クーラーボックスの中で保冷剤を1番上に置くことで、クーラーボックス全体が冷えるようになります。

1番上に置くだけではちょっと不安という方は、横や下にも置いて全然問題ないと思います。
我が家は、上と 1番下と両サイドに置いて十分にクーラーボックスの中が冷えるように工夫をしています。
使い方4:地熱から遠ざける
使い方4つ目は、地熱から遠ざけてクーラーボックス自体の温度を上げないようにしましょう。
暑い夏にキャンプ場の地面にそのままドンって置いてしまうと、地熱の影響を受けてクーラーボックス あったまってきてしまって、性能が落ちることがあります。
地熱から遠ざけるために、何かの台やクーラーボックススタンドなどを使うと良いでしょう。

ちなみに我が家では100均の踏み台の上にクーラーボックスを置いていますよ!
使い方5:日陰に置く

使い方5つ目は、日陰に置きましょう。
1つ前にお伝えしたようにクーラーボックス自体の温度を上げないということがとても重要なポイントになります。
ですので、クーラーボックスはタープの下や木陰に置いて、直射日光を絶対に当てないようにしましょう。
使い方6:なるべく蓋を開けない
使い方6つ目、なるべく蓋を開けないようにしましょう。
クーラーボックスの保冷性能で1番保冷性能が低下する原因が、扉の開閉になります。
開くことによって、中の冷たい空気と暑い空気が全部入れ替わってしまって保冷性能の低下を引き起こします。
ですので、出来るだけクーラーボックスの蓋の開閉回数を下げた方が良いでしょう。

お子さんがいる場合、飲み物を飲むたびに開けられてしまいますよね?
我が家では飲み物と凍らせなきゃいけない食材などは別にして、クーラーボックスを2個使いする方法をとっています!
使い方7:追加で冷やす
最後は、追加で冷やしましょう。
どんなに性能が良くても使い方次第で氷が溶けてぬるくなってきてしまいます。
そこで、クーラーボックス内の氷が全て溶けきる前に、新たな氷を追加してさらに冷やしてあげると良いでしょう。
まとめ
今回は、保冷力の高いクーラーボックスの選び方や使い方をご紹介してきました。
保冷力の高いクーラーボックスの選び方は3つ!
- 種類
- 材質
- メーカー
クーラーボックスの使い方は7つ!
- 使用前に冷やす
- 食材は冷やしてから入れる
- 保冷剤は1番上に置く
- 地熱から遠ざける
- 日陰に置く
- なるべく蓋を開けない
- 追加で冷やす
クーラーボックスの選び方や使い方のポイントをしっかりと意識してクーラーボックスを使用することで、性能が十分に発揮できるようになると思います。
ぜひ今回ご紹介したことを参考に購入し、キャンプで正しく使ってみてくださいね!