幸福な囚人

予告

ニュース

  • 12月6日(金)よりシネマート新宿、12月13日(金)よりシネマート心斎橋にて劇場公開決定しました。

イントロダクション

ストレス社会で抑圧されたすべての人々に問う!“幸福”の呪縛から解き放たれた男が辿り着く衝撃の結末は…

2017年、初監督作『自由を手にするその日まで』で、現代社会に暮らす人間の孤独や心の闇を描きセンセーショナルな監督デビューを果たした鬼才・天野友二朗監督の最新作にして商業デビュー作『幸福な囚人』がついに完成!

本作では、抑圧された社会生活の中での人間の孤独、闇、愛、狂気を一貫してテーマにしてきた天野監督が、人間の二面性にフォーカスした心理サスペンスである。

出演は『地獄でなぜ悪い』など話題作に多数出演の山中アラタ、『進撃の巨人』の児玉拓郎、『ジムノペディに乱れる』の小原徳子、『蠱毒 ミートボールマシン』の百合沙ら実力派が集結した。

ストーリー

無口で不器用な会社員の澤田(山中アラタ)は、不妊症をきっかけにうつ病になった妻(小原徳子)を献身的に支えるが、自身も次第に精神を病んでいく。そんな中、海外企業から岸本(児玉拓郎)という男が、同期として転職してくる。

自分とは対照的に自信満々の岸本と親しくなるが、徐々に岸本の暴力性、猟奇的な一面を目の当たりにし、恐怖感を覚えていく。その一方で、危険な魅力のある岸本のカリスマ性に、徐々に魅せられていく。「もっと本能に忠実になれ」と岸本に吹き込まれ、心が揺れていく澤田。やがて澤田は、自分と同じく家庭に悩みを抱える女性社員の美奈子(百合沙)と不倫関係となるが、その美奈子にも社内で自分の立場を守るために「澤田から迫られた」と吹聴されて、裏切られる。

絶望の中、澤田は、自分の中に眠る狂気的な一面を開放していく・・・

監督メッセージ

天野 友二朗監督

結婚、出産、家庭…。
人には、様々な幸せの形があります。
本作では、閉鎖的な日本企業を舞台に、そうした「幸福」を他人と比較して競い合うことで苦しんでいる人々の人間模様を描きました。
本作の主人公は、そうした「幸福」のあり方に疑問を抱き、人間が持つ本能に目覚め、狂気を開放していくことで悲劇的結末へと転落します。
主人公が失って初めて気付く、ありのままの幸せとは何か?
人々に問いかけることが出来ればと思います。

コメント

トリアー? リンチ? フィンチャー? いや、違う。こんなバイオレンス映画今まで見たことがない。
パゾリーニ? ヘルツォーク? 増村? いや、全然違う。確かなのは、監督が狂っているということだけだ。

映画監督・脚本家佐藤佐吉
『麻雀放浪記2020』『殺し屋1』『牛頭 極道恐怖大劇場』脚本、『黒い乙女Q&A』監督、『Kill Bill vol.1』出演

こんなにも痛い愛を描いた映像美が過去あっただろうか?
それを演じきった俳優陣と、演出しきった新生、天野友二朗監督のこれからを期待する。
観る側が痛みをおぼえるストーリー。記憶から消えない映像美。
それにしても凄い才能がでてきたものだ。全てにおいて可能性を感じる。
鬼才なのか奇才なのか・・・天才なのか秀才なのか・・・
天野友二朗監督。全てを席巻していくことだろう

プロデューサー鈴木剛
『愛のむきだし』『紀子の食卓』『ヒミズ』他多数

キャスト

山中アラタ / Arata Yamanaka
澤田政信

1972年12月20日生まれ。大阪府出身。02年、『ミスター・ルーキー』で映画デビュー。その後、映画、テレビドラマ、CMと活動の幅を広げ、『愛のむきだし』(09)『恋の罪』(11)『ヒミズ』(12)『希望の国』(12)『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell』(13)など園子温監督作品の常連になる。『アウトレイジビヨンド』(11)などの話題作に出演し、15年に『コントロール・オブ・バイオレンス』で初主演を務める。最近の主な出演作は、『22年目の告白~私が殺人犯です』(18)『蠱毒ミートボールマシン』(18)『空母いぶき』(19)などがある。
本作では、家庭と会社で精神的に追いつめられる主人公・澤田政信役で、徐々に精神が蝕まれ、暴走する静と動の演技を披露。

児玉拓郎 / Takurou Kodama
岸本信彦

1983年1月13日生まれ。兵庫県出身。10年、『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』で映画デビュー。以後、映画、テレビドラマ、舞台などに出演し、『地獄でなぜ悪い Why don’t you play in hell』(13)『ジョーカー・ゲーム』(15)『22年目の告白~私が殺人犯です』(17)など話題作にも多数出演。主な最新作は『ギャングース』(18)『愛しのアイリーン』(18)『空母いぶき』(19)などがある。
本作では、狂気とカリスマの2面性を持つ主人公の同僚・岸本信彦役で、物語のキーパーソンを演じる。

小原徳子 / Noriko Kohara
澤田和子

1988年3月22日生まれ。長野県出身。03年からグラビア、バラエティなど幅広く活動し、06年の『DIVIDE ディバイド』で映画デビュー。以後、『ピョコタン・プロファイル』(08)で初主演を努めるなど、数々の映画に出演。主な出演作は、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)『屋根裏の散歩者』(16)『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(14)などがある。
本作では、うつ病のため精神的に不安定な主人公の妻・澤田和子役で、ヒロインとして難役を演じる。

百合沙 / Yurisa
山本美奈子

1992年4月3日生まれ。静岡県出身。14年から本格的に女優活動を開始。『全員、片想い』(16)での映画出演を機に以後、『教科書にないッ!』シリーズに連続出演、『蠱毒ミートボールマシン』(17)では初ヒロインを務めるなど、映画、舞台に多数出演する。主な出演作は、『ところで冷房効き過ぎじゃない?』(16)『リンキング・ラブ』(17)『ご主人様と呼ばせてください』『お前次第』(18)『ゴーストマスク~傷~』(19)等がある。
本作では、夫のDVに耐えながら、主人公・澤田との不倫に陥るOLの山本美奈子役を熱演。

池田良 みのすけ BBゴロー
友咲まどか 田山由起 竹田哲朗 菅井玲 真柳美苗
小沢まゆ 上埜すみれ 日高七海 三原哲郎
西明彦 上田うた 三好康司 山下徳久
大宮将司 ボブ鈴木 アライジン マーク・チネリー 国井煌

監督・脚本

天野 友二朗 監督

1990年9月14日生まれ。兵庫県出身。大学院在学中、医学系基礎研究を学ぶ傍ら、自主製作で映画制作を始め、監督・脚本・作曲をこなすマルチな才能を発揮。医学部出身という異色の経歴を生かしたサイエンス描写を活かし、初監督作の自主製作映画『自由を手にするその日まで』は、70万円という超低予算ながらクオリティの高い独自の映像世界を表現し、「カナザワ映画祭2017」で審査員特別賞受賞。
2018年に製作した監督2作目『脂肪の塊』も自主製作ながらも、2019年4月にアップリンク渋谷など各地で劇場公開を果たし、若手監督として今注目を集めている。本作『幸福な囚人』では、初の商業作として過去作とは一線を画すエンタメとして完成している。

『自由を手にするその日まで』

カナザワ映画祭2017 審査員特別賞
Kisssh-Kissssssh映画祭2017 最優秀主演女優賞
ゆうばり叛逆映画祭2018 入選
第一回アジア国際映画祭 正式招待

『脂肪の塊』

カナザワ映画祭2018 入選・プレミア上映

スタッフ情報

  • 監督・脚本・作曲 他:天野 友二朗
    エグゼクティブプロデューサー: 後藤利一
    プロデューサー: 本田好明
    アシスタントプロデューサー: 山﨑洋輔/森太/木村耕太
    配給・宣伝: 垣内紗央里
    宣伝ビジュアルデザイナー: 東福寺基佳
    助監督: 山田絵美/小松崎沙織/西荻ミナミ
  • 録音助手: アライジン/川北ゆめき
    照明助手: 廣賢一郎/尾之内麻里
    特殊造形・小道具: 土肥良成
    車輌: アライジン/山田絵美
    演奏: 新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団
    楽曲ミキシング: 有馬克己

劇場情報

12/6(金)~12/19(木)
シネマート新宿(東京)
12/13(金)~12/19(木)
シネマート心斎橋(大阪)