冷え込み注意!春キャンプでの寒さ対策のコツを紹介!

ノウハウ

冬のキャンプは避けてる人たちが、満を持してワクワクと出かける春キャンプ

ならはく
ならはく

わが家も長女が寒がりなので暖かくなるのを楽しみにしてます

しかし、日中は暖かくても朝晩は冷え込むことも多い春ですから、寒さ対策は必須です。

この記事では、楽しみにしていた春キャンプの意外な寒さで体調を崩さないための対策を取り上げます。

主な内容は以下の通りです。

  • キャンプ地の選定
  • 基本的な装備
  • 補助的な装備

寒さに備えて春キャンプを楽しみましょう!

春のキャンプ地の選定

キャンプ場

装備などを考える前に、まずはそもそも設営するキャンプ地の選定が肝心です。

標高の高いキャンプ地は朝晩急激に気温が下がって冷え込むことがありますからね。

私は以下のことに留意しています。

  • 寒暖差の激しい高地は避ける
  • 水場でお湯が出るか?
  • 電源サイトがあるか?

3月あたりの山間部ではまだまだ雪が降ったりしますし、晴れても冷え込みがきついので標高の高い土地のキャンプ場は避けています。

そして暖かく過ごすためには設備のチェックも重要です。

お湯が出るなら炊事が楽だし、電源サイトがあれば暖房も使えるので寒さ対策がグッと楽になります。

ならはく
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わが家のキャンプ計画の時は妻の「電気ある?」と言うセリフがお約束になってます

春キャンプの寒さ対策①基本装備編

シュラフ

次に寒さをしのぐための装備についてお伝えします。

日が暮れて冷え込んできたときでも装備を準備しておけば問題ありません。

これから準備する人に気を付けてほしいのは

  • テントと敷物
  • シュラフ
  • 防寒着

の3点です。

私が実行していることと併せて説明していきます。

冷気を防ぐテントと敷物

基本的な装備としては、まずは冷気を防ぎやすいテント敷物を用意することでしょう。

お薦めは冬キャンプにも対応している4シーズンテントです。

フライシートの裾に「スカート」がついているので、冷気の侵入を防いでくれます

冬キャンプには行かなくても、春の冷え込みに備えたい人は用意した方がいいでしょう。

ちなみにわが家は3シーズンテントです。

当然ながらスカートがついていないので、地面からの冷気阻止は敷物で工夫をしています。

その工夫の4枚重ねは以下の通りです。

敷く順番敷物概要
1インナーマット一番下のベース
2ラグマット家での使い古し
3銀マット扱いやすい大きさを用意
4ピクニックマットどの市販品でもOK

下からインナーマットラグマット銀マットビクニックマットの順ですね。

地面の凸凹をならすためのインナーマットは、寒さ関係なく日頃から厚手の物を使っています。

ラグマットとピクニックマットはありふれたものですが、銀マットはテントの裾を覆うのにも使います。

裾の隙間に銀マットをかぶせ、スカートの代用として冷気が入らないようにするのです。

隙間をふさいで敷物を重ねることで、かなり地面の冷気を遮断することができます。

冷え込んでもぐっすり寝れるシュラフ

シュラフ

次に重視するのはシュラフです。

寒さに対応できる厚手のシュラフは、保湿性が高い中綿充填量1200g以上の物がお勧めです。

充填量600gのものと1200gのものを比較すると、温度の低下に7℃の差が出るという検証結果もあるそうです。

中綿には化繊とダウンがありますが、素材に関係なく充填量によって保温性が決まります

化繊は安価ですが重く、かさばります。

一方、ダウンは軽くて寝心地もいいのですが、価格が高いのが難点ですね。

そこでまた、我が家のシュラフ事情を書いておきます。

ならはく
ならはく

ダウンシュラフ?いえいえそんなものは使ってないですよ

シュラフには以下の2つのタイプがあります。

マミー型保湿性が高く冬キャンプにも向いている
封筒型(レクタングラー型)ゆったりしていて子供と一緒に寝ることも可能

わが家がキャンプで使用するのはごく一般的で安価な大人用シュラフと子供用シュラフです。

夜の冷え込みが予想されるときには、それを二重に重ねて使うことで暖かく眠ることができます。

外側のシュラフは夏用にもなる封筒型で、内側はマミー型にしています。

それで冬用のダウンシュラフや厚手のシュラフを購入しなくても、十分代用できますよ。

脱ぎ着で調整する防寒着

日中はTシャツ一枚で過ごせたとしても、日が傾くと急激に寒くなることがあるのが春キャンプです。

気温差に対応するのは難しいですが、備えあれば患いなしです。

対策として用意しておけば安心な防寒着を書き出します。

上着ダウンジャケット、ウインドブレーカー等
調整用の羽織ものフリース、カーディガン、ベスト等
局所的な防寒マフラー、膝掛け、レッグウォーマー、靴下等

気温によってケースバイケースですが、上着、ちょっと肌寒いときに羽織るもの、ピンポイントに暖めるものというように、三種類用意しておくと脱いだり着たりで調整出来ます。

ならはく
ならはく

ちなみに私のお気に入りはワークマンのマウンテンパーカーです

春キャンプの寒さ対策②補助装備

薪ストーブ

テントやシュラフで対策しても、それでもまだ寒い!と言うことはありがちです。

特に山に近い場所では気温変化が激しいので、急な冷え込みに対応できるアイテムが欲しいところです。

そんな時の保険となる補助装備について説明しておきます。

テントを暖めるヒーター

キャンプに付きものの焚火をテント内でするわけにはいきませんから、手っ取り早く暖をとる強い味方がヒーターです。

しかし、テントで使用するには以下の条件をクリアしてほしいと、個人的に思います。

  • コンパクトで簡単には転倒しない安定感
  • 子供が火傷をするリスクが少ない
  • テント内の空気を清浄に保つ

ヒーターにも種類があるので利点と難点含めて書いておきますね。

種類メリットデメリット
石油ストーブ電源なしで使用できる
対流型でテント全体を暖められる
子供が火傷をするリスクあり
ストーブガードが必要
カセットガスストーブカセットガス使用で電源も電池も不要
軽量でコンパクト
暖まるのは局所的
セラミックヒーター空気を汚さない
軽量コンパクト
電源サイトじゃないと使えない
暖まるのは局所的

それぞれメリットとデメリットがありますが、暖かいのは断然石油ストーブだと思います。

でも子供たちへのリスクを考え、わが家は持ち運びしやすく安全なセラミックヒーターを使っています。

ならはく
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だから寒そうなときは妻が電源サイトに拘るのです

包まってぬくぬく毛布やブランケット

ヒーターに当たっていても、背中が寒いと思うことはありませんか?

そんな時、妻や娘は、着こんだ上からブランケットをかぶっています。

二重にしたシュラフでも寒いときに使えるので、毛布やブランケットは常に用意しています。

電源サイトで電気毛布があれば、下に敷いてホットカーペット代わりにもできますね。

ならはく
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ホットカーペットなど電力使用量が高いものは禁止してるところもあるのでご注意を!

カイロ・湯たんぽ

寝る前は暖まっていても、寝ているうちに冷えてくることもありがちです。

そんな冷え対策に有効なのがカイロ湯たんぽです。

ホッカイロは安価で手軽なアイテムですね。

貼るタイプのホッカイロを、シュラフの外側の背中・腰・足元あたりに貼ると効果的です。

ホッカイロほど温かさの時間は持続しませんが、湯たんぽを足元に入れるのもかなり有効です。

ならはく
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妻も「冷えは足元から」と言って寒いときには使っていますよ

しかし、カイロや湯たんぽを肌に長時間当てると低温火傷を負うことがあるので要注意です。

カイロは必ずシュラフの外側に貼り、湯たんぽもカバーをするかタオルでくるんで使用してくださいね。

春キャンプを計画する時の注意

キャンプ料理

最後に、春キャンプで寒さを回避するために事前に注意した方が良いことをお伝えします。

それはキャンプ場の天候と気温下調べです。

通常生活している町と違って、高地や水辺にあるキャンプ場は一日の寒暖差が激しなります。

天候だけではなく天気図を見て冷え込みやすいかどうか、気温についてもキャンプ場での最低気温をチェックしておきたいところです。

ならはく
ならはく

ネット検索すれば各キャンプ場の気温が出てきます

最低気温から必要だと想定できる装備を用意すれば、冷え込んできても対応できますね。

春キャンプの寒さ対策のまとめ

春キャンプでの寒さ対策について取り上げてきたことをまとめます。

  • 4シーズンテントや敷物で地面からの冷気を防ぐ
  • 厚手のシュラフを使うか、シュラフを二重にする
  • 暖房器具や防寒着を用意する
  • 事前に最低気温をチェックして備える

やっと春が来てキャンプができる!と喜んだのに、思ったより寒くて風邪を引いてしまっては台無しです。

事前の準備と対策で、寒さを気にせず楽しめるキャンプにしてくださいね。

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