ここ最近、キャンプ場での盗難被害が多発しているということを知っていますか?

私はキャンプ道具を盗まれた経験はありませんが、もしも自分のキャンプ道具が盗まれてしまったらと考えると恐ろしいです。
もしかするとあなたも次のキャンプで大切なキャンプ道具を盗まれてしまうかもしれません。
それが、もしも自分の1番大切なキャンプ道具だったり、家族の思い出がたくさんある道具なら皆さんもきっと嫌な思いをしてしまうかもしれませんよね?
そうならないためにも、今回はキャンプ道具の盗難被害の実態や10個の盗難対策について紹介をしていきたいと思います。
大切なキャンプ道具を絶対に盗まれたくはない!と考えている人は是非最後までご覧いただき、大切なキャンプ道具を守りましょう。
キャンプギアの盗難の実態ってどうなの?

まず最初に、盗難被害の実態について少しだけお話をしていきたいと思います。

そもそもキャンプギアの盗難って本当にあるのかな?
ここ数年のキャンプブームに伴って盗難事件の件数が増加傾向にあるといった事実はあります。
盗まれるキャンプギアの多くは、
- ランタン
- 椅子
- バーナー類
- ペグ
- タープテント
など小さく運びやすいものが盗難されやすい傾向にあるようです。
ですが、大型のテントごと盗まれてしまったといったようなケースも報告されています。
キャンプギアが盗難される背景とは?
キャンプギア盗難事件の背景に関しては、
- キャンプギアの高騰
- キャンプギアの入手困難
- 転売すると高額で取引が出来る
などの要因があるようです。
キャンプギアが盗難された後の行方は?
盗まれたキャンプギアに関しては、窃盗犯自身が使っているということはほぼないでしょう。
使うというよりは、転売をしてそれを現金に変えているといったような実態があるようです。

盗難したものの転売は犯罪なので止めてほしいものですね!
窃盗犯の心理と犯行するときのポイント
一般的な窃盗犯が犯行をする前に見極めるポイントというのがあります。
- 泥棒しやすく逃げやすい環境
- 怪しまれにくい
- 防犯意識が低い
- 人目につきにくい
- 金目のものがある
- 近所付き合いが薄い
こういったポイントを窃盗犯は確認して犯行に及ぶケースが多いようです。
また、逆に諦めるポイントといったところもあります。
- 侵入に時間がかかる
- 近所の人に見られる
- 犬がいる
- 防犯装置設置マークがある
このような1~4のポイントがあったら窃盗犯というのは諦めて帰ってくれる可能性が高いです。

これらのポイントを知ったら、なるほど!って思いますよね!
これを応用して、キャンプでの盗難対策について下記でご紹介をしていきます。
キャンプギアを盗難されないための10個の対策!

キャンプギアを盗難されないための10個の対策はこちら↓
- ご近所付き合いを大切にする
- キャンプサイトをできるだけ無人にはしない
- キャンプサイトが無人になる際、センサーライトや音が鳴るものを置く
- キャンプサイトが無人になる際や就寝時にはテントの出入り口に鍵をかける
- 高価なキャンプギアをなるべく使わない
- 大切なキャンプギアにマークや名前を書いてしまう
- ペグダウンを厳重にする
- 盗難対策実施という札を吊り下げておく
- 人通り、人目のつきやすいところにテントサイトを構える
- 持ち歩くか、 車の中に鍵をかけて保管する
以下では、犯人の心理から考えたキャンプでの盗難対策について紹介をしていきます。
対策1:ご近所付き合いを大切にする
まず、ご近所付き合いを大切にしましょう。
サイトを設定するときに、区画サイトであれば、お隣のサイトや前後のサイトの方々に軽く挨拶をしておくのがおすすめです。
また、フリーサイトでは、近くのサイトの方々にご挨拶しておくのも良いでしょう!
これは盗難対策にもなりますが、軽くでもご挨拶をしておく方がトラブルの回避につながりやすくなります。

挨拶に抵抗がある方はちょっと離れた位置から軽く会釈するだけでもOK!
経験上、今のご時世的に挨拶より会釈の方が相手も受け入れやすい感じでしたよ!
お互いに短時間でも顔を合わせることによって、隣のサイトの方が自分の近くのサイトを通行しているのか、見覚えのない人が自分のサイトの周りをうろうろしているか見分けられます。
もしも自分のサイト周りで怪しい行動をしている人がいたら、防犯の警戒レベルを上げましょう。
対策2:キャンプサイトをできるだけ無人にはしない

サイトをできるだけ無人にはしないようにするのも大切です。
一般的な窃盗犯に関しては、人がいない時を狙って犯行に及ぶといったケースが多いです。
一般的に窃盗犯は、人がいない時を狙って犯行に及ぶケースが多いと言われています。
なので、グループや家族で来られている方は、全員が一斉にいなくなるといった状況は避けましょう。
誰か1人でも残って、サイトの監視をするのがおすすめです。

ちなみに私が家族でキャンプに行った場合、私と長男、妻と長女などペアを作って順番に離れるようにしています!
人がいるだけで、窃盗犯というのは犯行に及ぶことを諦めることが多いので、常に誰かいる状況を作っておきましょう!
対策3:キャンプサイトが無人になる際、センサーライトや音が鳴るものを置く
人がいることは大切ですが、どうしても無人になってしまうこともありますよね?
もしもサイトが無人になる際は、近寄ると光るセンサーライトや音が鳴るものを置いておくのも有効です。
人が近寄ってきた時に、サイトの光がパッとついたり、音が鳴ったりすると、犯人は犯行に及びにくくなります。
また、ラジオや音楽を少し小さめのボリュームで流しておくのもおすすめです。
人がいるような気配をさせるのが重要なポイントとなります。

音の出るものに関しては、キャンプ場の利用規約によっては禁止というところがありますので、必ず確認をしてくださいね!
また、音のなるものが禁止にはされていないキャンプ場でも、音量によってはマナー違反となってしまうので、使う際は周りへの配慮も忘れずにしましょう。
対策4:キャンプサイトが無人になる際や就寝時にはテントの出入り口に鍵をかける

サイトが無人になる時や就寝時にはテントの出入り口に鍵をかけるといった対策もあります。
大切なキャンプギアはテントの中に入れて、テントに鍵をかけて保管しましょう。

テントを切り裂いてまでキャンプ道具を盗む人もいますので、これだけでは効果が薄いかもしれません。
ですので、他の対策と合わせて実施するのがオススメです!
対策5:高価なキャンプギアをなるべく使わない
高価なキャンプギアをなるべく使わないといったことも対策としては有効です。
良い物を揃えたいという気持ちは誰にでもあるかと思います。
しかし、高価なキャンプギアが狙われやすいのも事実です。
ですので、高価なギアを使わないということも盗難被害に遭わないポイントなります!
対策6:大切なキャンプギアにマークや名前を書いてしまう
キャンプギアを盗む窃盗犯のほとんどは転売目的です。
そこで転売を防ぐ為に、大切なギアにマークや名前を書いてしまうのも盗難対策になります。
転売するときに、マークや名前そしてDIYされているギアは、高く売ることが難しい場合がほとんどです。
高く売れないギアを盗んだところで、犯人にはメリットがないので、盗難被害の抑止力につながります。

マークなどを書く時は、誰が見てもわかるような位置に書くのがオススメ!
私のキャンプギアは子供たちが書いたイラストがたくさん!
愛着も湧くし盗難防止にもなって一石二鳥です!
対策7:ペグダウンを厳重にする
テントごと盗まれてしまう可能性がある人はペグダウンをしっかりすることも有効です。
窃盗犯が物を盗む時というのは絶対にバレたくないので、サクっと盗めるといった条件が第一条件となります。
なので、テントごと盗まれる可能性が高い方に関しては、ペグダウンを厳重にしておくことも効果的でしょう。
具体的にどのようにするかというと以下の通りです。
- 通常より長いペグを使用
- 通常より多くペグダウンをしておく
設営、撤収に時間がかかりますが、それは窃盗犯にとっても同様です。
テントを盗もうとした時に時間がかかれば窃盗犯も途中で諦めます。
また、ぱっと見ただけでペグダウンの数が多いと、盗むのが大変だと感じるので、盗まれる可能性が低くです。

多めのペグダウン盗難対策だけではなくて、風が強いときはより安全安心なものになるので、おすすめします!
対策8:盗難対策実施という札を吊り下げておく

サイトの見えるところに盗難対策実施という札を吊り下げておくのも対策の1つです。
何か盗もうとしている犯人というのは、わざわざ通常より高いリスクを取って物を盗むということはしないんじゃないかなと思いませんか?
なので、わかりやすい位置、または貴重なギアの周りに盗難対策実施などの警告文などが貼ってあると、心理的に盗みづらくなります。
対策9:人通りが多く、人目につきやすいところにテントサイトを構える
盗難防止を重点においてキャンプしたい方にとってサイト選びは重要です。
窃盗犯は人目を嫌がりますので、盗難対策に的を絞ったときには人通り多く、人目につきやすいところにサイトを構えるのも対策の一つとなります。
対策10:持ち歩くか、 車の中に鍵をかけて保管する
最後に紹介するこの対策が、1番効果的かもしれません。
- 盗まれては困るような貴重品やキャンプギアは持ち歩く
- 車の中に鍵をかけて保管しておく
肌身離さず持っておいたり、厳重に鍵のかかる車内に保管しておけば、盗まれる可能性やリスクは大幅に軽減されるでしょう!
まとめ
キャンプギアの盗難対策10個について紹介をしてきました。
- ご近所付き合いを大切にする
- キャンプサイトをできるだけ無人にはしない
- キャンプサイトが無人になる際、センサーライトや音が鳴るものを置く
- キャンプサイトが無人になる際や就寝時にはテントの出入り口に鍵をかける
- 高価なキャンプギアをなるべく使わない
- 大切なキャンプギアにマークや名前を書いてしまう
- ペグダウンを厳重にする
- 盗難対策実施という札を吊り下げておく
- 人通りが多く、人目につきやすいところにテントサイトを構える
- 持ち歩くか、 車の中に鍵をかけて保管する
10個のうちどれか1個だけ対策するのではなく、複数のものを組み合わせて対策しておくと、より効果的です。
まだ盗まれたことがないから大丈夫という方もいるかもしれません。
しかし、キャンプギアの盗難被害は確実に増えているようなので、盗まれないよう対策を考えておくことも必要な時代になってきたのかなと私は感じています。
自分の大切なギアは自分でしっかりと守って楽しいファミリーキャンプをしていきましょう。