幸福な囚人

『幸福な囚人』アップリンク渋谷で上映決定!過去作も特別上映!

 天野友二朗監督最新作『幸福な囚人』アップリンク渋谷での上映が決定した。これを記念し、過去に同劇場で上映した初監督作の『自由を手にするその日まで』(2017 年公開)、監督2作目の『脂肪の塊』(2019年公開)も特別上映されます。

 『幸福な囚人』の上映は、3月13日、3月14日、3月15日、3月18日、3月19日に行われる。また特別上映として、『自由を手にするその日まで』は3月16日に、『脂肪の塊』が3月17日にそれぞれ行われる。

          

『天野友二朗監督作品』上映日程

3月13日(金)~3月19日(木) <1週間レイトショー>

◆『幸福な囚人
3/13(金) 3/14(土) 3/15(日) 3/18(水) 3/19(木)

◆『脂肪の塊
3/17(火)

◆『自由を手にするその日まで
3/16(月)

※上映時間は、3月10日(火)22:00に発表されます。

【アップリンク渋谷】

【住所】〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階
【電話】03-6825-5503
【メール】shibuya@uplink.co.jp
【公式サイト】https://shibuya.uplink.co.jp/

『天野友二朗監督作品』特別上映

2017年/99分/日本

『脂肪の塊』(2017)

視覚化する、記憶の喪失と再生…。

記憶喪失、同性愛、強迫性障害、トラウマ
自傷行為、連続殺人、ストーカー、宗教
全てのタブーがここにある

【ストーリー】
会社員として働くレズビアンの女性、沢村花子(みやび)は、連日悪夢にうなされていた。毎晩夢に出てくる青いバケツと真っ赤な血。花子は、友人の伊藤ユキ(田山由起)に、悪夢について相談する。花子は、1か月くらい前から、記憶があいまいだという。自分を優しく受け入れてくれるユキを見て、花子は肉体関係を持ってしまう。しかし、なぜか初めてではないような感覚が…。果たして、バケツが意味するものとは何なのか?夢に隠された秘密とは一体何なのか?
一方、町には、過去のトラウマに苛まれながら、次々と女性を手にかけるか連続殺人犯、野村邦夫(髙野春樹)がいた。
一方、カトリック信者の男、根岸吾郎(米元信太郎)は、自らの欲を満たすべく、複数の女性にストーカー行為を繰り返していた。やがて、花子が根岸の標的となる。徐々に花子に接近していく根岸。そして根岸は、花子に驚愕の真実を突きつける。
やがてよみがえる、花子の過去と消せない記憶。果たして、花子が目にする驚愕の真実とは?

【キャスト】
みやび/田山由起/髙野春樹/米元信太郎/村田唯/真柳美苗/上田うた/カトウシンスケ/宮内杏子/板垣まゆ/田中一平/アベラヒデノブ/田口由紀子/保土田智之/大澤あけみ/三好康司/冨田智/大野大輔(特別出演)

【スタッフ】
監督・脚本・作曲:天野友二朗 録音:川北ゆめき/井坂優介 特殊造形:土肥良成 小道具製作:藤本楓 楽曲演奏:新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団(指揮:市原雄亮)/日吉真澄(ピアノ) 楽曲ミキシング:有馬克己
製作・宣伝・配給:T&YFILMS

【受賞履歴】
カナザワ映画祭2018 入選・プレミア上映

【公式サイト】https://shibonokatamari.net/
【公式twitter】@chunk_of_meat

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2016年/112分/日本

『自由を手にするその日まで』(2016)

24歳、会社員の女。自由を求め、復讐に燃える

医療系事務職で働く24歳の女。
ハラスメントから心を病み、社会を恨み、復讐を決意。
狙いは全員の抹殺―。
夜な夜な自宅で不気味な実験を繰り返す彼女。
そして、復讐代行業者に依頼する。
サイエンスの知識を駆使した、凶悪な犯行が、今幕を開ける。
医学部で基礎研究を学んだ異色の経歴を持つ、新進気鋭の天野友二朗の初監督作品!
深田晃司監督(『淵に立つ』『ほとりの朔子』)他、著名な映画監督たちが称賛する衝撃サスペンス!!

【ストーリー】
都内の病院で、事務職として勤務する新人OLの女性。彼女は、陰湿な職場に、孤独を抱えていた。そんな彼女に対し、彼は無関心な態度で冷たく突き放す。追い込まれた彼女は、やがてある復讐計画を思いつく。狙いは職員の抹殺。 夜な夜な自宅で不気味な実験を繰り返し、恐ろしい計画を立案し、復讐代行業者へ依頼する。
一方で、彼女の計画を邪魔する思わぬ妨害者が立ちはだかる。果たして、復讐の先に、彼女が見出した、本当の「自由」とは、何なのか。

【キャスト】
みやび/宮内杏子/広瀬慎一/三好康司/庄大地/藤村忠生/小野孝弘/吉村きりを/水津亜子/藤井美玲/工藤杏子/木村梨乃/鵜飼祥己/滝けい子/藤田慎太郎/藤原絵里/一高由佳/上田うた/見里瑞穂/真柳美苗/保土田智之/佐々木勝己/井坂優介/天野友二朗/冨田智/内田崇正

【スタッフ】
監督・脚本・作曲:天野友二朗 楽曲演奏:新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団、渡辺裕太(Gt)、吹野クワガタ(pf)、加藤裕一(ba) 特殊造型協力:ソイチウム、はきだめ造型
製作・宣伝・配給:T&YFILMS

【受賞履歴】
カナザワ映画祭2017 審査員特別賞
Kisssh-Kissssssh映画祭2017 最優秀主演女優賞
ゆうばり叛逆映画祭2018 入選
第一回アジア国際映画祭 正式招待

【公式twitter】@jscclinic001

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天野 友二朗 監督

【略歴】

1990年9月14日生まれ。兵庫県出身。大学院在学中、医学系基礎研究を学ぶ傍ら、自主製作で映画制作を始め、監督・脚本・作曲をこなすマルチな才能を発揮。医学部出身という異色の経歴を生かしたサイエンス描写を活かし、初監督作の自主製作映画『自由を手にするその日まで』は、70万円という超低予算ながらクオリティの高い独自の映像世界を表現し、「カナザワ映画祭2017」で審査員特別賞受賞。
2018年に製作した監督2作目『脂肪の塊』も自主製作ながらも、2019年4月にアップリンク渋谷など各地で劇場公開を果たし、若手監督として今注目を集めている。本作『幸福な囚人』では、初の商業作として過去作とは一線を画すエンタメとして完成している。